言葉で会話をしない日本 異文化コミュニケーション

differences暮らし
マズヤッテ
マズヤッテ

海外からのインターン生達との
コミュニケーションに悩んでいるって
どうしたの?

困った花子さん
困った花子さん

いまいち相手に伝わってないことが多くて
悩んでいます。でも、ちょっとの言葉ですぐに通じてくれる
インターン生もいるし、個性なのかな〜。

マズヤッテ
マズヤッテ

あるある。
きっと相手の方も
同じように悩んでいるかもしれないよね。

本日のテーマは「異文化コミュニケーション」についてです。

「異文化」というと、日本以外の国の文化を対象にしているようなイメージですが、異文化とはもっと身近なもので、日本人同士の間でも異文化は発生します。

・友達同士の間での異文化
・親と自分という間での異文化
・地域や地方という間での異文化
・育ち方・風習・作法 といった異文化

ざっくりと言ってしまえば、自分以外はすべて「異文化」という捉え方のほうがわかりやすいと思います。

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日本は「空気を読む」異文化

Japanese culture
マズヤッテ
マズヤッテ

「空気を読む」ってよく言いますよね。
どう思いますこの文化について?

困った花子さん
困った花子さん

難しいですよね。
相手の意図していることを察すのは。

日本は「空気を読む」など、周りや他人のことに配慮する文化がありますよね。

言葉では伝えてないけども、ほのめかすようなメッセージやアピールが非常に多くあります。
当然、そのほのめかしメッセージは相手に通じるとは限りませんが、言いづらいことを直接言わずに済むというもの。

困った花子さん
困った花子さん

ああ、ありますね。

異文化カウンセラー認定講座
マズヤッテ
マズヤッテ

マズヤッテです! 
海外生活が長かったのでも異文化さやカルチャーショック
もたくさん経験しました。
その経験も踏まえて、「異文化コミュニケーション」について
解説したいと思います。

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異文化 空気を読むって感覚がアメリカにない

ほのめかすようなコミュニケーションをする文化は日本以外にも韓国、中国、イタリヤ、アラブ共和国、アジアのみとも限りません。(英語では High Context Culture 高文脈文化

一方で、アメリカはどうか?というと、アメリカは真逆。カナダ、北欧、ドイツ、といった国々も
言葉を使って明確にメッセージを伝えることを重んじられます。
(英語ではLow Context Culture 低文脈文化

こうした伝達方法も異文化の1つです。

なぜ、この話をするか?というと、日本人同士の中では日常的にあるような伝達方法であっても、人間だれにでも通じると限りません。

例え、流暢に相手の言語で伝えてあげたとしても「ほのめかし」的なメッセージではかえって混乱をまねきます。

また、同じHigh Context Culture高文脈文化であっても、メッセージの意味合いは異なることも覚えておく必要がありますね♪

異文化 言葉で明確に伝えるアメリカ

speaking clearly

とくに、アメリカの場合、事細かに言葉で説明します。
それくらいわかるよ!っていうような事も、1つ1つ説明をするところがちょっとオーバーじゃないか?って思うこともあります。

アメリカは日本と違って色んな人種、文化、宗教、などバラバラの背景の人達で集まった国ということもあり、日本のように全員一斉に把握できるシグナルのようなものが無い。

捉え方、考え方、意味合い、受け取る他ごとに異なった見方をします。
「空気を読め」なんてことをアメリカで発したら、逆に「How? I don’t know you. (どうやって?あなたのこと知りません)」って事になってしまいます。

こうした異なる見方が非常に多いアメリカでは、誰でもわかるように「簡単に!明確に!論理的に!」といったことが教育現場でも徹底されます。

日本はそもそも会話したくない文化なのか?

一方で、掲示物や注意書きはやたらと日本は多い。
「手を洗いましょう」「足元気をつけて」といった公共の注意書き。
また、役所や病院の待合室では、あちこちに掲示物が見栄えが悪いくらい貼られています。

それなりの情報はそこで得ることができても、それがわかりやすいものとも限りません。

困るマズヤッテ
困るマズヤッテ

日本に帰国したばかりのころ、こうした掲示物を見て
逆カルチャーショックでした。

ある意味そこで情報を読み取って判断してください!空気読んで下さい!とでも言っているようにも見えて冷ややかに感じました。

日本は身近な人には親切だけど、それ以外の他人にはなるべく距離を取りたいと思うのかな〜?とも思えた。

コミュニケーションは社会問題にも影響する

言いたいことを直接言わずにほのめかすっていうのは、最終的に誰にとってのメリットなのだろうか?
発言する側のメリット?気まずさを回避するため? 聞く側が直球に驚かないため? 

例えば:
Aさん 「明日の会議出れる?」(Bさんが会議に出れるのか、出れないのか知りたい)
Bさん 「別の予定が入ってまして…」(Aさんには断れたと思われたくないしな〜気まずいな)

Bさんの回答をみて多分「出れない」ってことをほのめかしているのはなんとなーく日本人の方にはわかるかもしれません。
しかし、明確さがないので、Aさんは念の為に再確認することに。「そうか、出れないかぁ〜」と独り言のようにつぶやいてみます。Bさんがすまなさそうなリアクションであれば、Bさんの回答が出れない!という回答がより明確になる。 

Aさんは再確認をしなければならない
Bさんは、再確認され気まずい状況になる

すぐに完結できるような会話だったにもかかわらず、背後にあるメッセージが伝言ゲームのようになっているため再度確認したり、逆に質問して回答を待ってる側が直接聞き返したり、場合によっては誤解を招くこともありうる。

マズヤッテ
マズヤッテ

こういうのがアメリカにはないんですね。

アメリカで、Bさんのような回答をした後、Aさんはじーっと次に何かを言う続きがあるんだろうと待っているか、「つまり?」と明確な回答を求められるでしょう。

なぜなら、Bさんは理由を説明しているだけで、回答は明確に言っていないので可能性としては
「別の予定が入ってまして、一部分だけ参加できる」にも捉える事ができるからです。
Possibilityが0か1どちらかすらもはっきりしない回答ではないと、迷ってしまう。

【アメリカの場合だったら】

Aさん 「明日の会議出れる?」(Bさんが会議に出れるのか、出れないのか知りたい)
Bさん 「別の予定が入ってまして…」(Aさんには断れたと思われたくないしな〜気まずいな)
Aさん  (Bさんの発言の続きを待つ)  or 「つまり?」と回答を求められる。

※場合によっては、Bさんは考えがまとまってないとAさんに思われてしまう可能性もある。

異文化だかといって不都合ともかぎらない

異文化だからといって不都合とも限らないです。
海外で生活をすると、外の世界から自分の文化を見ることができます。
日本ではあたりまえとされている常識でも、海外では常識ではない。

こうしたロジックをしると、国同士の違いだけでなく、地域、職場、個人での人間関係においてもあてはめて考えることができますl

自分とは異なる考えや価値観(異文化)があるからこそ、疑問におもったり、良い点や問題点を見られるようになる。

しかし、どちらかが異なるものに対して強制したり、押し付けるのではなく異なる同士が、お互いに中間地点まで寄り添う意識は重要。なぜなら、Ethnocentrismと言って自分の文化や価値を基準に相手の文化・価値を判断することはよくないからです。

【余談】

マズヤッテ
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アメリカの方に日本の文化を説明するときに
「Backwards(逆)」なのね, Opposite(反対ね)」という言い方を耳にしますが、これも自分の文化を中心に考えてみていることになります。

冒頭にも説明しましたが、異文化コミュニケーションとは、海外の文化との交流に限らず自分以外のすべては異文化。

友人、家族、職場の仲間、さまざまな人との人間関係も元はといえば異文化コミュニケーションに関係してくるということも知れたのも異なることに触れるアメリカ生活があったからだと思います。

英語学習よりも近道なグローバル化

日本のグローバル化を目指して小学校からの英語教育や小さいうちから海外生活をする人も多くなってきました。

しかし、グローバル化にするには、「言語習得」だけが方法ではない。
Non-verbal communication(非言語コミュニケーション)といって、ジェスチャーやアイコンタクト、作法、しぐさなど、言葉以外で生じるコミュニケーション方法があります。

実は、会話におけるNon-verbal communication(非言語コミュニケーション)のほうが実際言葉よりもインパクトが大きいことと言われています。割合でいうと50%以上を優に超えるインパクトを占めています。

日本ではピースサインはOkとされていても、別の文化ではかなり侮辱にあたるとか、アメリアではびっくりするような行為でも、イタリアでは社交性をして見られるものもある。

文化によって異なるので自分が訪問する国、もしくは出身者の方を受け入れる際には「言語」以上に学んでおく事が大事。

まとめ

マズヤッテ
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それでは、まとめです。

まとめ
  • 異文化とは、海外の文化のみならず自分以外の周りの文化
  • 異文化には言語や食文化といった事のみならず、伝達方法やしぐさなども含まれる
  • 日本の「空気を読む」というのは日本以外では通用しない
  • アメリカでは言葉で明確に伝える
  • 異文化を理解すれば自分に受け入れ方、考え方に広がりを持つことができる
  • 「言語」習得よりも非言語コミュニケーションを意識すること
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