
こんにちは!マズヤッテです
アメリカの放課後は日本の小学生と違うのかしら?
という質問をいただきました。



結論からいっちゃうと、”全然違います”。
むしろ日本の小学生は、行動範囲が広い分,独立性が感じられますね♪
(場合によっては大人っぽくも感じます)
というのは、日本の小学生達は友達同士だけで自転車に乗って集まって公園で遊ぶというのが無いんです。
その理由は、「車社会だから…」というのが大きいです。ある意味アメリカのデメリットでもあるといえます。


子ども達だけで遊ぶとすれば
・学校の敷地内
・親や付き添いの大人が近くにいる
・隣近所などで一緒に遊ぶ
というパターンでしょうか。チャリでどっか行くにしても日本にように、お店が並んでいるような場所があれば楽しいですけどね。😂
放課後に課外活動などに参加している子はいますが、子供だけで「行ってきまーす!」とはならず(距離的にも無理)親が送迎をします😂
ぶっちゃけ、親はめちゃくちゃ大変です。
(💡一方で、子供と親の関係が近い感じもします…一緒にいる時間にもよるんですかね〜)
WHY?通勤の為の運転、子供達の送迎の為の運転(娘は車で30分のところ、息子は車で1時間のところへ送迎ってこともありえます)運転、運転、そして、また運転です😂
日本のように、電車やバス使ってという超便利な交通手段もないですから、親は本当大変ですよ。
ガソリン代もかかりますよね… 日本のように職場への交通費支払いも無いので実費ですよ。
というわけで、アメリカの小学生って放課後何してるの?っていう点についてまとめてみました♪
アメリカの放課後が知りたい!
- 学校が終わった直後の小学生の行動は?
- その後はどんな過ごし方をしてるの?
- コロナ禍で変わった放課後の過ごし方は?
アメリカの放課後 小学生の過ごし方は?
私がアメリカに暮らしていた頃と現在のアメリカで大きく異るのは、ゲーム機やタブレット端末などのを利用した過ごし方が加速したということ。
(💬クリスマスプレゼントに自分専用のものをもらっている人達もいるくらいですから😅)
【小学生の放課後の過ごし方パターン】
- 家で過ごす
- ゲーム、テレビ
- 宿題をやる
- 家族のお手伝い
- 習い事やグループに参加する(親は送迎が超大変)
日本と違うのは、常に大人が側にいることが一般的というか、常識っていうくらい。
以前のブログでもちょっと触れましたが、アメリカでは小学生だけで留守番させるのはよくないと考えor州によっては違法になる程です。かなり厳しいです!


となってくると、小学生にとっては、常に親もしは付き添いの大人が必ず一緒にいるので子供からしたら自由さがないと感じる事もあるでしょう。
(そうはいっても経済的な理由などから、共働きで子供だけなってしまう場合は州の規則確認しましょう)
過ごし方パターンの詳細については、こちらにまとめておきました。開いてご覧ください♪
アメリカ小学生の放課後の過ごし方パターン 詳細
家で過ごすパターン
家で過ごす場合でも、小学生以上(12才以上〜)の兄弟姉妹がいたり、お手伝いさんやベビーシッターがいる場合が多いです。
(日本のように、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に暮らしているというのはめったに無いのもアメリカの現状です)
兄弟姉妹もいなく、ベビーシッターもいない…
でも、親が仕事で遅くなる場合はどうするか?というと、夫婦で話あって、どちらが息子・娘を迎えにいくかといった話し合いももちろんします。
もしくは、事前に親同士が連絡して「明日○時まで預かってもらえないかしら?」というパターンもあるくらいです。
アメリカの小学生は普段学校までスクールバス or 親の送迎で通学しているので、事前に連絡した親御さんが自分の子供とお友達を車に乗せて帰るという感じですね。
(親が仕事終わったら、お世話になっていたお宅に子供を迎えに行く)
家では、お友達と一緒にゲームや映画を見て過ごしたり、宿題をやったり。
また、家の前でバスケットしたりなどよくある光景ですね。


家族のお手伝い
家族と一緒に過ごす分には、子供達にとっても外出の機会が増え行動範囲が広がるしきっと楽しいでしょうね♪(ご飯食べたり、映画館にいったり、お買い物したり♫)
ついでに親にとっては、お手伝いもしてもらえる(ショッピングカート押してもらう、荷物を車に運んでもらうなど)お互いのメリットでもあり社会学習にもなりますよね♫
家の中の事であれば、お母さんと一緒にクッキー作ったり、男の子だと父親に教わりながら芝刈りやペンキ塗りのお手伝いなど。
とはいえ、小学生が学校から帰ってくる時間帯昼の15:00〜だと多くの親御さん達はお仕事に出ているわけです。
じゃあ、どうするのか?というと、課外活動に参加させるパターンがあります。
習い事などに参加するパターン
課外活動はアメリカにもあります。
活動内容も、運動系の物、音楽系の物、クッキング、アート、科学、IT系など特技を活かしたものや、学校の授業でわからなかった部分や宿題をヘルプするようなプログラムもあります。
小学生のうちは、学校や家では経験できないことを体験させ
早い段階から「自分の得意・好きな事」を把握するきっかけにしたいと思う方も多いです。
また、学校でもこうした課外活動に参加することをおすすめしてもいます。それはなぜか?というと
実は放課後の時間にあたる15:00-18:00というのは、大人の視界に入りにくく、犯罪や薬やタバコの利用、喧嘩などのトラブルが多く発生しているんです。放課後の過ごし方は、重要な分かれ目であるんですね。


とはいっても、様々な理由で課外活動に参加できない子供たちも多くいます。



・課外活動がない
・好みの活動がない
・経済的に難しい
アメリカの放課後 学校終わった直後の行動は?





一日の最後の授業が終わった直後何をしているのか?(目安15:00〜かしら?)についてお話しますねっ。
学校の前(or駐車場のところに)ズラズラ〜と黄色いスクールバスが並びます。
自分のバスの番号を速攻で探して乗り込みます。 「これ乗らなかったら帰れないしな〜」という緊張感がありますね。😂
💬座席は決まっていませんが、怖そうなお兄さんお姉さんの側は避けますね😂。
公立学校の場合、小学校〜高校まで同じ敷地内にあることから年齢層の異なる生徒さんが乗っていることが多いです。


アメリカの放課後 習い事以外では何するの?
課外活動や習い事以外での活動には、どんな工夫しているのか?についてまとめてみました。
- ボランティア活動に参加する
- 教会の放課後クラスに通う
- 夏だと近所の子供たち集めてプールで遊ぶ
- ペットを飼う
- 図書館についれていく
小学生だけで移動してどこかに行くってことがないので大人が送迎をする感じにはなる。




余談



私のホームスティ先のケースもそうですね!
当時私が学生時代にアメリカで過ごした期間のうち、1年間程ホストファミリーにお世話になって暮らさせていただいておりました。
彼らの住まいは森の中にあって、家の周りは木です。隣の家とか全く見えないです😂
ホストシスター達(当時小学生)は毎日森の中で遊んだり、葉っぱで遊んだり非常に楽しんでいましたね。
ホストファミリーにとって、私のような留学生を受け入れる事で、子供たちにとっても良い機会となるる!子供達を見てもらえるから!というメリットもあるようです。
私も語学力的に、小学生と遊ぶくらいがちょうどよかったので、一緒に宿題やったり折り紙して過ごしました😂
アメリカの放課後 コロナによってどう変わった?
課外活動のあり方もコロナによってオンライン化されたものも多くあります。
ちょっと変わったのいくつか見つけたのでご紹介しますね♪
- Girls Scout at Home (ガールスカウトのオンライン版)
- DIY (ものづくりを楽しむ)
- Little Medical School (将来お医者さんになりたいとか体に興味がある)
日本みたく塾や勉強にフォーカスしたものもありますが、放課後時間こそ才能や情熱があることに時間にあてる傾向が多いようです。
早い段階から「自分の特技や好きなこと」見つ出すことで自信や自己肯定感に繋がるとされています。
日本の場合でもそれは同じです。NPO放課後アフタースクール代表理事の平岩さんの記事も是非どうぞ
→日本の子どもたちは自己肯定感が低い、小学3年生と中学1年生に特に注意を
アメリカの放課後の様子 まとめ



それでは、まとめです
アメリカの小学生は、放課後でも子供だけで過ごすというのがまれ。
家の中でも、小学生だけで留守番させず小学生以上の兄弟姉妹、もしくはお友達のうちに預かってもらうこともあります。
トラブルや犯罪等に巻き込まれやすい時間帯が放課後であることから、何かしら大人がいる環境や課外活動に参加させることもあります。
また、課外活動を通じて、早い段階から「自分の特技・好きなこと」の発見が自信・自己肯定感に繋がるメリットにもなっています。
コロナによって課外活動もオンライン化されたものもあります。
また、安全で有意義な放課後時間にしてあげられたらいいですよね♪♪

