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アメリカ 留学でなぜボーディングスクールを選ぶのか?留学生だからこそおすすめしたい理由とは?

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「ボーディングスクール」ってどういう学校のことを言うんですか?特別な学校っぽい感じがしますが…

マズヤッテ

ボーディングスクール=全寮制のことです。
私は(Junior year:11th grade)の時にボーディングスクールに転校しました。パブリックスクール(公立学校)の時よりもすっごく楽しかったです!

なぜ、ボーディングスクールに転校をしたのか?の理由も含め、留学生こそおすすめの理由を解説していきます

こんな内容を語っていきたいと思います♪

「ボーディングスクール」について知りたい
  • よく勘違いされるボーディングスクールのイメージとは?
  • アメリカのボーディングスクールって公立の学校と違うの?
  • どういう生徒がボーディングスクールに通っているの?
  • ボーディングスクールのメリットは?
目次

アメリカ ボーディングスクール 勘違いされるイメージ

あなたは、「ボーディングスクール、海外の私立の学校」などと聞いてどういうイメージを持ってますか?

何人かに聞いてみたところ、

  • ハリーポッターのように、制服あって古き歴史ある学校
  • 映画「いまを生きる」や「青春の輝き」のような学校
  • 英才教育をするような学校

っていうイメージを持たれる方が多いようです。 が、それが全てじゃないです😂

マズヤッテ

学校の手続きさえすれば、特にテストなく入れる学校も多くあリます。


ボーディングスクールと聞くと、なぜか特別感を持たれてしまうっていう傾向があると感じたので、まずはその誤解イメージをといていきたいと思います😂

なぜ私が公立の学校⇨ボーディングスクールに転校したのか?っていう点について解説します。
留学生にとってのボーディングスクールのメリットが見えてくると思います。
では、早速いってみましょう💨💨

アメリカ ボーディングスクールに転校した理由は?

マズヤッテ

転校前について語ります。

転校前は、よくある一般的なアメリカの公立高校に通っていました。
学校↔ホストファミリーの家(しかも森の中のような場所でした😂)をあの黄色のスクールバスで通学する日々でした。(ホストファミリーでの暮らしについてはこちらの記事どうぞ⇨こちら



学校が終わったら即スクールバスに乗って、家に帰るしかないんですよ😔
だって「親の送迎or自分で車を持つ」じゃない限り自由に動けないという車社会の難点💦
(公共の電車やバスなんて、市街じゃない限り無いです…)

つまり、学校で仲良くなった同世代の友達と、ゆっくり自由に過ごす社交の時間が全くなかった…
(家に帰って、5歳と3歳のホストシスター達と過ごす時間の方が多かった💦)

そこで、同州内にある「The King’s Academy」といテネシー州にある小さなボーディングスクールに転校しました✌

ボーディングスクールとはいえ、通学してくる生徒さんもいらっしゃいました。
中学生以上(7th grade〜)であればアメリカ人の生徒さんでも寮に住んでいましたね。 
これが予想以上の良い経験になったので、その理由も後ほどシェアしたいと思います。

アメリカ ボーディングスクールってどんな所?

school bus

ボーディングスクール(全寮制)になってからは、黄色のバスともお別れになりました。
なんせ、学校の敷地内に寮があるので、教室↔寮 徒歩圏内です😂

アメリカのボーディングスクールって何が違うの?

  • 私立の学校(Privateスクール)であること
  • 寮生活での規律もあること(ルームチェックがあったり、勉強会あったり…)
  • 学費+寮でお金がかかる
  • 学校によっては、将来に向けた強化プログラムなどある
  • 宗教的な学校もある 
  • キャンパス外に出る際のルール等ある場合がある
  • 場合によってはK−12(幼稚園〜高校まで)ある
    (K=Kindergarten 12=12th grade:高校3年)

と書くとなんとなく堅苦しいイメージがありますが、軍人学校のような起床時間や厳しい訓練があるわけではないです。

【余談】
男子寮、女子寮別々なので出入り禁止だとか、タバコアルコールはもちろんNGっていう規則はありますよ。友達同士だけでキャンパスを出る際は許可が必要だったくらいですかね。(学校から歩いて5分ほどの所にあった小さなスーパーにお菓子を買いに行く場合でも…)

どんな人がボーディングスクール通っているのか?

留学生の場合は、住む場所も必要だからボーディングスクールを選んだ!っていう人も少なくないです。(留学生は、春休み・冬休みは友人のうちに滞在するケースが多い。夏休みは母国に帰国)

現地アメリカ人学生で「ボーディングスクール」を選ぶ場合は 
・親の卒業校
・地元にある公立学校に不満がある
・規律を学ぶ
・自立するため
・地元の学校退学になった
・奨学金がある
・強化したプログラムがある 

など理由はさまざまでした。 

実際に本人は望んで無さそうな生徒さんもいらっしゃったので、親が教育や自立目的の為にボーディングスクールに入れるんでしょうね😂

公立高校の時より落ち着いた学生さん達が多かったし、荒れた感じはなかったです。

とはいえ、ボーディングスクールの生活はすごくおすすめしたい点も多いです。特に留学生には!
ここからは、ボーディングスクールのメリットについて語ります😊

ボーディングスクールのメリット
  • 圧倒的に「友達」が作りやすくなる
  • 近い年齢層同士の悩みや相談もしやすくなる
  • 多くの留学生が住んでいる環境
  • 海外の文化や言葉の違いの隔たりなくなる
  • 将来が描きやすくなる

アメリカ ボーディングスクール 最大のメリットは仲間づくり

dorm lobby

ボーディングスクールの場合、学校が終わっても仲間たちや寮母さん(Dorm dean)達に囲まれて過ごせる楽しさがすごいいいんですよ。 

といっても、なかなか光景がイメージできないと思うので懐かしい4人の個性ある寮の仲間についてご紹介します。ご興味あれば下の青いところを押して広げて御覧ください♫

いろんな仲間と友に暮らす空間
  • 本好きのケーシー
  • パソコン好きのニコル
  • 音楽好きのキム
  • アニメオタクのヘザー

ボーディングスクールの仲間 本好きケーシー 

アメリカのカンザス州出身のケーシー(当時中学生)は内向的な性格でまだ英語がわからない私にもいつもニコッと笑って声かけてくれた1人でした。
彼女はよく寮のロビーのソファーで本を読んでいたこともあり、学校から寮に戻るとおかえりって出迎えてくれているような存在が私には嬉しかった♪
 

ボーディングスクールの仲間 パソコン好きニコル

寮の2FにはComputer roomがあった。1台しか置いてなかったので早い者勝ちになってしまういつもニコルが使っていてパソコンげゲームしていたり、リサーチペーパーのタイプしていたり。「終わったら、私の部屋のドアノックしてね!」と毎回伝えていたのですが、

※たいてい忘れられて気づいたら誰も使ってないじゃん!ってこと何度もありました💦

ボーディングスクールの仲間 音楽好きキム

私の隣部屋には、韓国からの留学生キムさんが住んでいた。週末になるとK-pop系の音楽をガンガンにかけていてちょっとうるさかった。

(※今ではあの曲なんていう曲だったんだろう,懐かしくて聴きたいと思う)それから、車を持っていたキムさんはAsianマーケットに行って仕入れた韓国キムチを私にも分けてくれた。アジア食に飢えていた私の胃袋を救ってくれた。

ボーディングスクールの仲間 アニメおたくのヘザー

全身黒っぽい服を着ていたヘザー。怖い感じはしなかったけど初めての印象は、共通点なさそうという感じでした。

そんな彼女実はアニメが大好きでヘザーの部屋には、な、な、なんと!セーラームーンのポスターとか翻訳版漫画を何冊も置いてあった。

彼女の部屋は、日本の漫画喫茶のような感じだった。急に親しみもてるようになった。クリスマスの時に一生懸命彼女が手書きした「メリークリスマス」って書かれたカードをくれたのが印象的だった。

アメリカ ボーディングスクール 国や文化の違いが隔たりじゃなくなる

アメリカに来るまでは日本人以外の人との関わる場所が全くなかった。

アメリカに来てからこんなにも多くの外国の友人に出会えたことが最高に刺激になった。

小さな学校でありながら、寮の中には、メキシコ、韓国、中国、ブラジル、ネパール、アルゼンチン、などあちこちからきた留学生と共に寮で暮らし、同時に彼女達の文化や言語にも興味を持つようになった。(特に留学生は、留学生同士くっつきやすくマルチリンガルになる人もいる)

アメリカに来て英語とスペイン語が話せるようになったという日本人留学生いたけど、なんとなく納得できた。また、日本で耳にした他国に対するマイナスなイメージや偏見は間違っていると思った。

アメリカ ボーディングスクール 仲間との過ごす時間の多さ

圧倒的に違うのはボーディングスクールだと「仲間たちと一緒に過ごせる時間」が長い!
その時期でしか養うことのできないものってあるんですよね。 

同世代の仲間達と過ごしながら進路や将来の悩みや相談したり、同じ環境の中で暮らしながら物事の捉え方や関心を共有し合ったり。喧嘩もありますが、それも1つの学びですよね!

仲の良いクラスメイトがいたとしても、授業が終わったらさっさとそれぞれ方面のスクールバスに乗って帰るなりで、それぞれの用事のために解散する感じ。日本の学校のように、いつまでもなんとなく教室に残るってことが無いんですよ。

でも、一緒に寮生活していると

  • 一緒に勉強もできる♪
  • 一緒にクッキング♪
    (クッキングといっても各部屋にキッチンがあるわけではなかったので、電気ポットでラーメンを作って食べるとか、寮母さんの部屋ならキッチンがあったので特別に貸してもらうとか)

寮での暮らしは、学校以外でも一緒に過ごし、外国語が飛び交う環境にいる感じ。

一緒に宿題やったり、夏だと寮のすぐとなりにあった野外プールでみんなで騒いで楽しんで夕食時間には一緒にCafeteriaに行き食事をするひと時。ずっと一緒ですよ♪

もちろん時にはちょっとした喧嘩や、仲間の辛い時期を目の当たりにすることもあります。
でも、綺麗事ばかりではない点があるからこそよりわかりあえるんだと思います。

アメリカ ボーディングスクール 将来のきっかけになる

同じくらいの年齢の人達がどんな事に興味があって、どんな将来設計をもって今過ごしているのか?を見ているだけでもすごく刺激になるんですよね。


仲間の部屋にいけばどんな本を読んでいてどういったことに関心があるのかも感じることができる。
夜は一生懸命勉強している姿をみると、自分も刺激を受けて一緒に勉強するにようになったり。
環境って大事なんですよね。

それだけではなく、日本に夏休みに帰国しても、

  • 友人の国に訪問してみたい
  • インターナショナルイベントに参加したい!
  • 外国語を学びたい

という気持ちが強くなり、自分の国に帰ってきているにもかかわらず、仲間がいる「HOME」を思いながら過ごすようになったというのは確かにありますね。

アメリカ ボーディングスクール まとめ

マズヤッテ

それではまとめです

ボーディングスクールは特別な英才教育っぽい印象をもたれることがありますが、そうではないです。(中にはそういう学校もあるってだけで…)

それよりもボーディングスクールだからこそ、仲間たちを通じて学ぶものが多くあるというのが大きなメリットです。

  • ボーディングスクールとは全寮制の学校のこと
  • ボーディングスクールには色んな国から集まってきた留学生がいる
  • 学校以外に寮生活での規律ルールといったものもある
  • ボーディングスクール生活では仲間づくりという最大のメリットがある
  • 仲間たちから良い刺激を受けることもある

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