
ボーディングスクール=全寮制の学校のことです。
私は(Junior year:11th grade)の時にボーディングスクールに転校しました。Public schoolよりもすっごく楽しかったです!
こんな内容について語っていきたいと思います♪
- アメリカの全寮制って公立高校と違うの?
- どういう生徒が全寮制に通っているの?
- 全寮制のメリットは?
結論からいってしまうと、全寮制の方が私は好きでした。
その理由は、留学生だからこそ色々な人達とのつながりを求めていたからかもしれません。
アメリカ ボーディングスクールに転校した理由は?
別のブログでも紹介したのですが、アメリカの難点は「車社会っていう点」
学校が終わったら即スクールバスに乗って、家に帰るしかないんですよ😔
または親の送迎or自分が車を持つ ことがない限り圧倒的に社交の場が少なくなってしまいます。
学校↔ホストファミリーの家(しかも森の中のような場所でした😂)で、ゆっくり友達ができる状態でなく少しストレスを感じていた1年目でした。
そこで、紹介されたテネシー州にある「The King’s Academy」という小さな全寮制に転校しました。
通学してくる生徒さんもいましたが、中学生以上であればアメリカ人の生徒さんでも寮に住んでいましたね。 すっごく楽しかったですよ♪
アメリカ ボーディングスクールって何が違うの?

ボーディングスクール(全寮制)になってからは、黄色のバスともお別れになりました。
なんせ、学校の敷地内に寮があるので、教室↔寮 徒歩圏内です😂
アメリカのボーディングスクールってどんな?
- Private Schoolであること
- 寮生活での規律もあること(ルームチェックがあったり、勉強会あったり…)
- 学費+寮でお金がかかる
- 学校によっては、将来に向けた強化プログラムなどある
- 宗教的な学校もある
- キャンパス外に出る際のルール等ある場合がある
と書くとなんとなく堅苦しいイメージがありますが、全然そんなことありせん。
Private Schoolで寮生活ってきくと、制服があってハリーポッター風な英国風なイメージが強いかもしれませんが、それが全てではないです。
(私のところは、ベージュのズボン+紺色or白のポロシャツであればOKでした)
どんな人がボーディングスクール選ぶの?
留学生の場合は、住む場所も必要だから全寮制を選んだ!っていう人も少なくないです。
現地アメリカ人学生で「全寮制」を選ぶ場合は
・親の卒業校
・規律を学ぶ
・地元の学校退学になった
・奨学金がある
・勉強に集中したい
など理由はさまざまでした。
実際に本人は望んで無さそうな生徒さんもいらっしゃったので、親が教育のために入れるんでしょうね。
とはいえ、全寮制の生活はすごくおすすめしたい点も多いです。特に留学生には!
ここからは、全寮制のメリットについて語ります😊
アメリカ ボーディングスクール 最大のメリットは仲間づくり
ボーディングスクールの場合、学校が終わっても仲間たちや寮母さん(Dorm dean)達に囲まれて過ごせる楽しさがすごいいいんですよ。
懐かしい4人の個性ある寮の仲間についてご紹介します。
- 本好き
- パソコン好き
- 音楽好き
- アニメ オタク
本好き
アメリカのカンザス州出身のケーシー(当時中学生)は内向的な性格でまだ英語がわからない私にもいつもニコッと笑って声かけてくれてた。そして彼女はよく寮のロビーのソファーで本を読んでいたこともあり、学校から寮に戻るとおかえりって出迎えてくれているような存在が私には嬉しかった♪
パソコン好き
寮の2FにはComputer roomがあった。1台しか置いてなかったので早い者勝ちになってしまうけど、いつもニコル(卒業年度も一緒だった仲間)が使っていて「終わったら私の部屋ノックして教えてね」と言っていた。
※たいてい忘れられて気づいたら誰も使ってないじゃん!ってこと何度もあったけど、彼女からはhotmailの使い方を教わった思い出がある。
音楽好き
私の隣部屋には、韓国から来たキム(1学年上)さんが住んでいた。週末になるとK-pop系の音楽をガンガンにかけていてちょっとうるさかった。
でも、そんな時私は学校の図書館にいって宿題をするようにしていた。
(※今ではあの曲なんていう曲だったんだろう,懐かしくて聴きたいと思う)それから、車を持っていたキムさんはAsianマーケットに行って仕入れた韓国キムチを私にも分けてくれた。アジア食に飢えていた私の胃袋を救ってくれた。
アニメ おたく
何かと全身黒っぽい服を着ていたヘザー(1学年上)。怖い感じはしなかったけど何も私と接点がないだろうなーと思っていた。
そんな彼女実はアニメが大好きでヘザーの部屋にはセーラームーンのポスターとか翻訳版漫画を何冊も置いてあった。
彼女の部屋は、日本の漫画喫茶のような感じだった。急に親しみもてるようになった。クリスマスの時に一生懸命彼女が手書きした「メリークリスマス」って書かれたカードをくれたのが印象的だった。
アメリカ ボーディングスクール 国や文化の違いが隔たりじゃなくなる

アメリカに来るまでは日本人以外の人との関わる場所が全くなかった。
アメリカに来てからこんなにも多くの外国の友人に出会えたことが最高に刺激になった。
小さな学校でありながら、寮の中には、メキシコ、韓国、中国、ブラジル、ネパール、アルゼンチン、などあちこちからきた留学生と共に寮で暮らし、同時に彼女達の文化や言語にも興味を持つようになった。(特に留学生は、留学生同士くっつきやすくマルチリンガルになる人もいる)
アメリカに来て英語とスペイン語が話せるようになったという日本人留学生いたけど、なんとなく納得できた。また、日本で耳にした他国に対するマイナスなイメージや偏見は間違っていると思った。
アメリカ ボーディングスクール 圧倒的に過ごす時間の長さ
たとえ学校に多国籍の学生たちがいたとしても、クラスの中で知りあいだけだとなかなか相手の言語まで知ろうとか、きっかけが浅くなってしまう。
でも、一緒に寮生活していると
- 一緒に勉強もできる♪
- 一緒にクッキング♪
(クッキングといってもキッチンがあるわけではなかったので、電気ポットでラーメンを作って食べるとか、寮母さんの部屋ならキッチンがあったので特別に貸してもらうとか)
寮での暮らしは、学校以外でも一緒に過ごし、外国語が飛び交う環境にいる感じ。
一緒に宿題やったり、夏だと寮のすぐとなりにあった野外プールでみんなで騒いで楽しんで夕食時間には一緒にCafeteriaに行き食事をするひと時。ずっと一緒ですよ♪
もちろん時にはちょっとした喧嘩や、仲間の辛い時期を目の当たりにすることもあります。
でも、綺麗事ばかりではない点があるからこそよりわかりあえるんだと思います。
アメリカ ボーディングスクール 将来のきっかけになる
同じくらいの年齢の人達がどんな事に興味があって、どんな将来設計をもって今過ごしているのか?を見ているだけでもすごく刺激になるんですよね。
仲間の部屋にいけばどんな本を読んでいてどういったことに関心があるのかも感じることができる。
夜は一生懸命勉強している姿をみると、自分も刺激を受けて一緒に勉強するにようになったり。
環境って大事なんですよね。
それだけではなく、日本に夏休みに帰国しても、
- 友人の国に訪問してみたい
- インターナショナルイベントに参加したい!
- 外国語を学びたい
という気持ちが強くなり、自分の国に帰ってきているにもかかわらず、仲間がいる「HOME」を思いながら過ごすようになったというのは確かにありますね。
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アメリカ ボーディングスクール まとめ

それではまとめです
「ボーディングスクール」ってどういう学校のことを言うんですか?一般の学校とは違うんですか?