
こんにちは マズヤッテです
先日愛犬の頸椎椎間板ヘルニアについて共有させていただきました。(手術して退院までの様子)


本日のブログでは「頚椎椎間板ヘルニアのリハビリ(手術後の様子)について」まとめました。
(内容:愛犬の足麻痺から手術までの流れや心境について)
犬種、年齢、体重、症状、グレード、体力などによっても違いがあると思います。念の為、愛犬データをこちらに書いておきます。あくまでもご参考までに✍
愛犬のデータ
🐾犬種:トイマンチェスターテリア オス
🐾年齢:13 歳
🐾体重:5.7 kg
🐾体力:あり
🐾今まで持病:なし
🐾以前の手術経験:なし
🐾特徴:かわいい♪
🐾ヘルニアのグレード:重症(4足麻痺、立てない、歩けない、自分自身で支えられない)



突然の発症だった為、パニックと不安に陥りました。詳しくは⇨前回のブログへ
では、さっそくこんな内容で解説していきたいと思います♫
犬のリハビリってどんな?
- 手術後のリハビリは誰がどんな事が行われるの?
- まずはマッサージから!やり方と効果は?
- マッサージ・リハビリの為に買い揃えるものは?
- 犬の介護用品が必要な場合どこで揃えるか?
症状や病気によって、対応方法が異なるので獣医さんに確認しましょう✍
犬のリハビリやマッサージについて
愛犬がお世話になっている(現在も)は埼玉動物医療センターにあるリハビリテーション科です。
こちらの病院で頚椎椎間板ヘルニアの手術もしていただきました。



リハビリ前に、こんな疑問がありました。
- リハビリの費用はどれくらいだろうか?
- どれくらいのリハビリ期間・頻度・時間 かかるのだろうか?
- 通うために準備しないとならない物あるのだろうか?
- 足麻痺しないためにも老犬に必要なマッサージとは?
愛犬の場合は「重度」の症状+年齢ということもあり、自力で立てるようになるまでに2ヶ月程かかるであろうと伝えられてました。場合によっては車椅子が必要になるのかなーという覚悟もしてました。
回答
- リハビリ費用:1回の通院でおよそ8千円
- リハビリ期間:状況による
- 通院頻度:1〜2週間に1度
- 時間:およそ1時間(初回は2時間ほどかかる)
- 必要なもの:愛犬が好きなおやつ
誰が愛犬のリハビリ担当してくれるの?
埼玉動物医療センターではCCRP認定(←後ほど解説)のリハビリテーション専門の方が担当してくれます。
また、専用のリハビリテーションルームっていう広めのお部屋で行われます🐾
ちょっと話は余談になりますが、
💬日本って動物理学療法士という公認資格はないって知ってました? 「ギクッ!」ですよね。
実はこれも、今回愛犬のヘルニアを通して知ったことなのですが、日本と欧米では捉え方が違うようです。
日本と欧米 違い
日本では、一般的に獣医さんが広範囲に渡って、検査、診断、治療、療法などまで行っている💦
欧米では、動物理学療法士として専門に学び認定資格を持った人が行う。それがCCRP
(※CCRP⇨Certified Canine Rehabilitation Practitioner)認定リハビリ施術師
つまり、動物医療現場においても、人間の医療同様、細分化された専門があり応じた対応を行う✍
日本でも、近年動物医療におけるリハビリテーション施術者の受容性が高まってきて、欧米で動物医療を学ぶ他、米国テネシー州立大学のリハビリテーション公式認定をそのまま日本国内で学べるようなコースもあるようです。
ご興味ある方は、こちらに参考情報はっておきます⇨VMN(Veterinary Medical Network)のページへ



すごく余談ですが、米国テネシー州に2年程暮らしてました。
田舎ですが、とってものどかでいいところですよ〜。
・エルビスプレスリーの故郷でもありますね。
・テネシーってスペルが結構難しく話題にもなります。
テネシーのスペル⇨Tennessee😂
・テネシー州立大学は女子バスケで超有名
パットサミットコーチがいたところです。


犬のリハビリってどんな事するの?



リハビリ通院では、いつもスタートはこんな感じの流れ。
【リハビリ通院で行われること】
愛犬の様子を見るために一旦ナースの方が愛犬を連れて行く(獣医診察)
飼い主は、待合室で待機
飼い主も一緒にリハビリ室へ移動
リハビリ施術者による愛犬の表情、手足の曲げ方、バランス感覚などを確認
リハビリ施術者と愛犬のふれあい 愛犬の警戒心をとく(動きを見る)
リハビリを始める前に腕、背中、手足の筋肉をマッサージ
STEP3の「動きチェック」をもとに今週のリハビリ課題を実行
例)愛犬を手で支えてあげる量を減らしつつ自力で立ち上がる練習、座る練習 etc
家に帰っても、マッサージ+今週の課題を行う
愛犬の場合は、手術後でもまだ立てない状態であったので、マッサージすることが優先でした。家でも定期的にやるようにと伝えられていたので、10分程度のマッサージを毎日2〜3回行っていました。
とういわけで、こんなマッサージを家でやってますというお話をしていきたいと思います。
犬のマッサージのやり方
手術後は、まだ自力で立てず横になたままのマッサージや手足の曲げ伸ばしでした。
特に足麻痺してしまった犬は動かさないと回復が遅くなってしまうそうです。


毎回やるべきマッサージをリストアップして、順番を決めてやっていくと「やり忘れ、迷い」がなく習慣づけしやすいですよ♫
また、この本はわかりやすく書かれていておすすめです。


最初のころは、触り方によっては「キャンっ!」と嫌がる事もあったので、愛犬の状態を観察しながらやる感じです✍
落ち着かせる方法として「これ良かったよ!」という物も3つご紹介します
マッサージをして体がリラックスしている状態になったら、さっそく手足の曲げ伸ばし、手足伸ばした状態で前後に動かし関節を動かすなどを開始します。 💬「ヨガマット」のような物を敷いてやります
体力がついてきたら、体を動かすようなリハビリになってきます。(おやつを利用しながら行う)
- お座り
- お座り→立つ
- お座り→フセ
- 立った状態の維持
- 数歩歩く練習
(1人は愛犬を支える人、もう一人は数歩離れた所からコマンドを出す人 例)おいで!! )
愛犬は手術から1ヶ月半が経過し、リハビリ通院も3回済。
今では、お散歩の時のハーネスをつけて自分の足で歩いています。時々よろけたり、立ち止まって休憩する事がありますが、予定よりも早いスピードで回復しています♫
段差がある所や、うんちをする時など、バランスがまだ難しい部分だけ手を支える程度なのでお散歩も楽になりました♫(それまでは、あちこち木の下などに運んで反応をみるという感じでした)
天気の日は芝生のある公園でお散歩が良いです。
芝生なら転んでも衝撃が少ないのと、手首が曲がって甲を擦って傷めないために♫。



特に老犬であれば、健康であっても積極的にマッサージをして筋肉の衰えや関節の弱みを防ぐようにするようにしましょう!
では、こんな物あったら便利だろうなーと感じた物について書いていきたいと思います。
犬のリハビリ・マッサージに便利なグッツ
一般のペットショップでは、「介護グッツ」置いてないことに気づきました。
もしかしたら、愛犬はもう歩けないかもしれないと覚悟していたので、四輪の犬用の車椅子を探していたのですが、どこのペットショップでも置いてなかった。(乳母車のような物ならある)
それと、自分で体を支える事ができない状態でも、何か両側から支えられる物や特殊な椅子があったら介護も楽なんだけどな〜と思いながら苦戦してやっていました。
(💬愛犬の場合は小型犬なのでなんとか1人でも可、大型犬の介護となるとすごく大変だと思います)
そんな時に見つけた商品がこれ!
そうそうそう!って思いました!
介護のみならずシニア犬、高齢犬用品を取り扱うペット通販サイトがあることも知りましたので共有しておきます↓↓↓


手術後のリハビリ まとめ



それではまとめです
- 犬のリハビリも「埼玉動物医療センター」のCCRPによって行わる
- 必要とする犬のリハビリ内容は動物専門のリハビリ施術者によって指導される
- 家でもマッサージ・リハビリの習慣は大事
- 落ち着かせる工夫、便利な介護グッツは通販が豊富