留学先では寮生活なんですが、ルームメイトとの生活が心配です。
相性が合わない場合ってどうしたらいいですか?

私も当時、不安いっぱいでした。
留学先ではルームメイトとの生活を予定している人は色々不安があると思います。
- ルームメイトと相性合うかな?
- ルームメイトとなる人は、留学生の方がお互いわかりあえるかな?
- そもそも誰かと共同生活したことないけど慣れるかな?
- 貴重品とか大丈夫かな〜?
- ストレス感じた場合はどうすればいいんだろう?
などキリがない程不安はありました。
学校によっては1,2年生はルームメイト共同必須というところもあり、私も寮でルームメイトと暮しました。
というわけで、アメリカでのルームメイトと寮生活、良かった点や困った点も含めて、自分に残った体験と学びを紹介したいと思います。
当時の自分
- 身1つで渡米なので持ち物はスーツケースの荷物がすべて
- 車も所有なし
- ルームメイト生活経験なし
とりあえず、安全に平和に暮らせるよう願いながらルームメイトとの暮しスタートしました♪



ちなみに、高校ではボーディングスクールだったのですが
ずっと一人部屋でした。大学に入ってから初めてのルームメイト生活♪


寮でのルームメイトとの生活
まず、実際にルームメイトと生活していて困った点と良かった点を解説していきます。
ルームメイトがいて困った点
正直,困ったなーという点もやはりありました😔
- エピソード1)部屋では勉強できない
- エピソード2)休めない
- エピソード3)何かとやりっぱなし
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エピソード1)ルームメイトいる時は部屋では勉強できない



んん、テレビの音がうるさいなぁ~、音楽ガンガンだな〜とかありましたよ(私が勉強中だ!って見りゃわかる状況だったとしても)
自分は部屋で勉強したいと思っていても、ルームメイトにとっては好きな番組が始まる時間なのかテレビをみたい!ということもある。
文句は言えないよな~彼女のテレビだし彼女の部屋でもある。
一方で、私もそこに住んでいるわけなので、そこで静かに勉強をする権利もあると思う。
そこで、○時〜○時まで静かにしてほしい!と言ったこともあった。
リュックに教科書まとめて図書館に駆け込む方が手っ取り早く、何かと図書館利用するようになった。
エピソード2)ルームメイトの友達ぞろぞろ 休めない



【その1】お友達いっぱい連れて来るパターン
Dana(ダーナ)はよく定期的に遊びに私のルームメイトのお友達。
その他、Heather(ヘザー)は若干おばさん風だけど実は年下。Shawn(ショーン)は寮には住んでないが学校すぐそばの家に旦那さんと暮らしている。
この3人よくやって来るんだわ、私のルームメイトは外交的で友達も多かった。
よく部屋に遊びに来てはたむろっていましたね〜。
ルームメイトがいなくてもノックして入って来て自分の部屋のように電話借りたり(当時は携帯電話がまだ一般的ではなかった)、喉乾いたとルームメイトのコーラを冷蔵庫から勝手に出して飲むし。
私には被害ないけど、なんか落ち着かない。



【その2】電話がよくかかってくるパターン
当時、私のルームメイトが仲良くしているらしい男からも電話かかってきた。
ルームメイトはバイトで不在なことが多く私が電話に出ることがあった。しかし、それやめた。電話オペレーターじゃないし😂
留守電導入してからは快適なりましたが、「もしもーしお母さんですよ~」と日本からの電話だと猛ダッシュで出てましたね。
エピソード3)ルームメイトはやりっぱなしが多い



【その3】ハウスキーパーじゃないんですけど
シャワー浴びたらしく濡れたバスタオルが洗面所に置きっぱなしでバイトへ。これじゃ乾かないよ!
お腹空いて何か作ったらしいけど洗い物がすごく溜まってる状態のまま授業へ行かれた…😔
まあ、でも授業に間に合わないから片付けずに行ったのかもしれないしな。(だからといって私は洗ってあげませんよ!😤)
慣れてくる物、これは受け入れられない!っていう物がありますが、1ヶ月も一緒に暮らしていればみえてくるもんです。
日本の感覚でガン飛ばしても通じないし、冷ややかに接しても当然通じませんよ😂
本当に困ったなーという時はちゃんと、言葉で話すようにしていました。
○○は困る!!と一方的に相手をコントロールしようとすると、ギクシャクするので、自分はこうするから、あなたも協力して欲しい!というように、協力を求めるような感じで。
話さないと相手の気持ちわからないんですか?っていうくらい、相手目線で物事を見ることって滅多にない😓
(だって、「自分」Firstですアメリカは 😂)
日本だったら、こうしたら迷惑だろうな〜と感づくのも、日本での集団思考的な文化感覚からくるんでしょうね。
当たり障りなく平穏に暮らしていくためには、捉え方に柔軟性をもつよう意識した。
ルームメイトの人格だけじゃなく、文化の違いという部分も影響すると感じた。
原因は相手(外側)にある!と判断しがちですが、それより状況に応じても自分側の捉え方・見え方を訓練しちゃった方が早い😂
ルームメイトがいて助かった点
逆にルームメイトがいて助かったな〜と思った点もありましたよ😊
- エピソード1)家電に困らなかった
- エピソード2)買物に連れて行ってくれた
- エピソード3)学校の休暇期間 家にご招待してくれた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エピソード1)ルームメイトのおかげで家電に困らなかった



「まぢか!ここで一生暮らすつもりか?」ってくらい
ルームメイトは色々家から持ち込んでいました😂
寮に入居した時は、ベッドと机があるだけで冷蔵庫も電子レンジもなく、ガラーンとしてた。
自分は留学生だしわざわざ買い揃える程の重要性無いから買うつもり無かったがルームメイトは入居して間もなくすると、部屋の中に大きな箱が山積みにされている。


電子レンジだのミニ冷蔵庫だのテレビだの,ご両親と一緒に買いに行って揃え、しばらくは大荷物が部屋の真ん中にドカンと置かれていた。
そのうちPlayStationやらコンピューターやらプリンターも揃い驚くほど充実した部屋になってきた。
一緒に使おうね!と言ってくれて使わせていただいていた。
エピソード2)ルームメイトが買物に連れて行ってくれた



助かるわ~。キャンパス付近には徒歩圏内のスーパーなかったので
ルームメイトが買物などに行く時に「一緒行く?」と誘ってくれたのは助かった。
スーパーマーケット以外にもショッピングモールに連れて行ってもらったり外食したり近くの開催イベントに連れて行ってもらったり学校外の様子を知ることができた。
大学生活といえば「金曜ナイト」 。バーに一緒に連れてくれたりもした。
(💬そのあたりから「お酒の味」を知るようになった)
エピソード3)学校の休暇期間 ルームメイトの家にご招待してくれた
アメリカの夏休みは長いのでその期間中は日本にいったん帰国していましたが、Spring Breakのような1週間ほどの休暇中は、ずっと寮にこもっているのも退屈。中にはそういう留学生も実際います。
私の場合は、何かとルームメイトが声かけてくれて、隣の州に済むルームメイトのおじいちゃんの家に一緒に行って過ごさせていただいたり、知らなかったであろうアメリカの色々な場面や体験を彼女を通じて知ることができた。
また彼女の出身ウィスコンシン州まで車で16時間の旅というのも一緒にさせて頂き貴重な体験になりました。




ルームメイトとの生活捉え方
結論から言ってしまうと、
大なり小なり「ストレス」は絶対ある!というのを前提によい経験になると感じた。
特にアメリカでは、国籍としてはアメリカ人であっても、それぞれ異なる文化や背景もあるし考え方も人によって全然違う。日本のように、一般的(標準?)みたいなのがない。
相手をコントロールしようと労力を使うよりも、ササッと図書館い移動して勉強する!とか、ササッと状況に流されずに来学期は寮を出て一人暮らしするなど自分でいくらでも選択肢はあるわけです。
ストレス感じて睨んでみたり不機嫌な態度になっても通じません。
冷静に話し合いできるのが健全的ですね。
(規則を決めたにも関わらず全く動じないパターンもあることも頭にいれておきましょう😔)
どうであれ、最終的に自分が安全に学校生活が送れるのであれば、快適さよりも身の回りのすべての体験を学びにつなげるの大学生活だ思えば楽しく過ごせると思う!
ルームメイトは悪い人ではないわけだし…😅
ルームメイトとのつながり今現在
大学で出会う友人は場合によっては一生涯の友達になると聞いたことがあります。
2年間共に暮らしたルームメイトとは,今でも連絡を取り合う友人の1人です。
今でもFacetimeなどで話しをすると、向こう側にうつっている部屋はめちゃくちゃちらかっていて、ご健在だなーと感じる😂
昨夜も彼女とのSNSで「ね、サッカーやってたメキシコ出身のトニー覚えてる?彼離婚したんだけど来月再婚するんだって!」という話でした。一瞬にして当時に戻れる感覚を今でも楽しんでいます♪
ルームメイトとの暮らし まとめ



それではまとめです
- 寮生活ではルームメイトと暮らす場合もある
- ルームメイトがいることで困る点もあれば、助かる点もある
- 大なり小なりストレスが伴う
- かわす方法を学ぶことも得策である
- 話し合いが健全(にらみ合いや不機嫌では相手には通じない)
- 大学時代の友人は生涯に友達になることもある