
こんにちは!マズヤッテです
アメリカの子供教育ってどんな事を学びますか?
という質問をいただきました。
結論からいうと、アメリカの土地の広さがゆえに、教育のやり方にも日本とは違ってくるニーズがあるんです。
というわけで、本日はこんなテーマで解説します。
- なぜ土地の広さが教育と関係してくるの?
- アメリカでよく使われる学習ツールのご紹介
- アメリカ国外の人にもおすすめしたい利用の仕方
- アメリカから学ぶ学習教育のあり方
意外と思われるかもしれませんが、日本の子供たちの方が年齢の割には自立しているように感じます💦
アメリカの子供たちの外出事情
なぜかというと、アメリカの子供達は一人で外出できる行動範囲がかなり限られているからです。
というのも、車社会のアメリカ。
どこに行くにも車移動しないとたどり着けない…💦



チャリ乗って塾に行く〜、公園で集まって遊ぶ〜とか
日本にある日常的な光景はアメリカにないんです😣
つまり、子供たちが成長して車を運転できるようになるまでは、親は子供たちの送り迎えに超大変!
こうしたアメリカの広大さのストレスについてはこちらのブログをどうぞ♫


だからこそ、映画業界など家で楽しめるエンターテイメントも発達したアメリカ♫
同様に、アメリカの子供達が家でも教育が進められるような学習ツール、ホームスクールなど発展していったのだと思います。
アメリカの子供 有名な学習教育サイト
では、さっそくですが
アメリカの子供たちが一体どんな事教育に触れ学んでいるのか、体験してみしょう!
アメリカで広く利用されている学習教育サイトに「Khane Academy(カーンアカデミー)」という無料の学習教育サイトがあります。
カーンアカデミーの対象となる年齢は、幼児〜高校生までのコースもあれば、大学入試テストに向けた
試験対策コース、プログラミング、お金について学ぶコースなどのライフスキルを学べる物まで幅広く提供されています。
カーンアカデミーの科目一覧はこちら→Khane Academy(カーンアカデミー英語サイト)
💬カーンアカデミーの日本語サイトもあります→https://ja.khanacademy.org/
ただ、全部が日本語化されているわけではないため、英語サイトをおすすめします♫


なぜアメリカの子供に人気の教育学習サイトなのか?
日本のように「高校入試」という学生全員が直面するイベントは大学入学までない。
アメリカの子供達にとっては、勉強の目的が「合格」や「成績アップ」というより、宿題や学校の課題をやり遂げることに集中する。
そこで、宿題お助けとしてカーンアカデミーのような学習教育サイトを使っていることが多いです。
学校の授業ではうまくわからなかったから、宿題がうまくできない。
宿題をやりとげるには、もう一度内容を理解する必要があるという場面でカーンアカデミーが役立つ。
しかし、聞く所によれば、カーンアカデミーはただの宿題お助けのみならず、学校の教育現場でも導入されている学校もあるとのこと。
実はカーンアカデミーの特徴としてわかりやすい動画解説なので、学校の授業の前にみんなで視聴し内容を理解を深めた上で更にディスカッションして理解を深めるという使い方。
💬「でも、アメリカには多くの学校があるのになぜあえてオンライン教育?」 というと、



実は、アメリカの子供達の気持ちからみても、学びやすいことがあります。
カーンアカデミーは完全に無料教育で、しかもセフルペースで好きな時間に好きなものを学べるから
- 理解できない部分あっても子供たちが気まずい思いをして大人に頼らず独学できる
- わざわざ補習コースなど必要なくなる(罰に感じない)
- 自分の都合が良い時間と場所で学べる
- 自分自身で解決して課題を行うことができる
- 学習意欲が高まる
- 理解できるから学校の授業も楽しくなる
(💬余談:居残りさせられた事やわからないまま流すしかない時など嫌だったな〜😣)
創立者であるサル・カーンはこんな事も言っています。
”点数が満たせば自動的に次のレベルに進められてしまうと、本当に学習内容を理解したと言えない。 大事なのは、完全に習得することの大切さを学ぶこと
(例)テストで90点とったら、残りの10点部分を理解せずに次に進んでは習得したとはいえない”
というような事をカーン氏はいっています。
ご興味あればおすすめのカーン氏の動画はこちら→「点数ではなく身に付けることを目指す教育」
それだけではないんです!
アメリカは移民も多い国なのでクラスには英語が話せない子達もいたり、文化、人種、宗教の違いの他、経済力の差、ADHD、学習障害、アレルギー体質など個人が持つ特性など、アメリカの子供という枠の中だけでも超ダイバーシティな環境なんです。 日本みたく、塾で勉強してくださいね!では通用しないんですよ💦
且つ、アメリカの子供だって学習レベルも、それぞれバラバラ。
子供?っていうような年齢が飛び級して高校のクラスにいたりもします。


アメリカの子供達それぞれのニーズやレベルに合わせた内容を学校教育側が把握した上で進めていくのは超困難。
(そういった観点でも、アメリカではホームスクールを選ぶ人達も多いですよ♫安くはないですが…)


カーンアカデミーのように完全に無料化にすることで、アメリカの子供達が誰でも必要な時に自分のニーズに合わせてアクセスできる!というだけで、子供たちが自主的に学習に取り組めるようになるし、学ぶ楽しさを覚えることにも繋がる♫
それこそ、子供たちにとっての学びたいというニーズが「手の届くところにある」感じですよね!
「わからないから諦めよう!」とか、「わからないからお母さん帰ってきてから聞こう!」だけじゃないんですよ。
みんなにオススメしたい教育 カーンアカデミー
💬 「でも、カーンアカデミーの素晴らしいとわかっても、日本の学校に通っている子供たちにはあまり意味ないでしょう?」
そんなことはないです!!!
なぜなら英語を勉強するではなく、英語で勉強する事がカーンアカデミーでできるからです。
だって、日本でいくら難しい事を学んできたとしても英語になったら通じなかったらもったいなくないですか?
こんな方におすすめコース!
- 語学学校に行きたいと思っている方→ Grammar , See all Reading & Language arts
- 海外の大学入試受験する方 →TEST PREP
- 現在高校生だが留学先大学に提出したい→ AP®とついたコースでテスト対策
- 大人でも役に立つ知識を英語で学びたい→ Life Skillのカテゴリーお好きなもの
- 全く英語わからないけど英語を英語で学びたい→(Khan Kids)の子供コースで英語に慣れる


本当に無料?ってくらいすごいですよね。
少しづつ日本語のコースも増えているようなので、是非サインアップしてやってみるといいと思います♪
アメリカから学ぶ学習教育のあり方
私が留学時代もすごく感じたことですが、アメリカには学び方においても選択肢が多いということ。
留学行く前からもっと知っていたらなーと思った。
それに加え、例えばカーンアカデミーのように無料or低価格の物の他、起業家達が巨額のお金を寄付し奨学金制度の充実さ、学習意欲が高い人達には嬉しい単位認定制度、飛び級制度、または、ホームスクールといった学校以外での学び方など、未来のアメリカを育てる(育成)を重視していると感じた。
また、公立学校でもスクールカウンセリングが常備されていて子供たちのメンタルケアも含め、日本と違って押し付けられるというより、教育のあり方は導いてあげる感じがすごくしました。
それは、弱き者を助けるというようなキリスト教文化の背景も関係していると思う。
一方で日本では、教育は金稼ぎビジネスとしておかれている物が多くないですか?💦
塾や予備校。実績を語るために「合格数○名!」といったような垂れ幕を堂々と出すような💦 子供達の努力の賜物こそ自慢してほしいもんです💦
もちろん、良い成績をおさめ、良い会社に入るみたいなのがゴールとする風潮もアメリカでもあります。 だけど、成功とはもっと長い意味で、次の世代に貢献できたらいいなと思う。