アメリカで感じた良いところって何?
今でも思うんですけど、アメリカって本当不思議なんですよね。
だって、一人ひとりをみるとすっごく個性もバラバラどころか、文化や人種だって異なっていて、枝分かれの度合いが自由自在にある感じ。でも、遠く離れてみたとき、アメリカって1つの理想に形作るモザイク画ようなんですよね。
日本だったら、何か質問したら、だいたいこんな感じの回答が来るだろうな〜ってパターンが予測できそうでも、アメリカでは「そうくるか!?」って事が多い。

アメリカのドラマや映画の影響で小さい頃からアメリカに興味も持つようになった。
親に反対されるのを覚悟で「アメリカに行きたい!」と言ったのが中3の夏💦
周りは高校進路にむけてピリピリし始めてるのに、私だけが全く違う方向を見ていました。
きっと、あの頃の私のようにアメリカに興味を持っている方いらっしゃるだろう思って熱く語ります😊
というわけで本日は
こんな方向けに語りたい
- アメリカに行ってみたい
- 現地生活していた人の感想知りたい
- アメリカ留学したい
- 海外に興味がある

現地で暮したことで、マイナス部分も見えてしまったが
非常に学びの深い体験でした♪
もちろん、 銃社会や差別、犯罪といった部分はアメリカの嫌な部分です。
また最近ニュースでも見かけるアジア人に対する人種差別的な事が起きていることに今後暮らすとなると怖さも感じます。
現地に暮らしている時も、良い出来事ばかりではなかったとはいえ、私が感じたアメリカの良いところをご紹介したいと思います♪
アメリカなりのおもてなし
日本にも「おもてなし」文化があり、他人を思いやる文化がありますよね。
アメリカも、アメリカなりのおもてなしがあると感じます。
普通に知らない人同士でもニコニコして, ポジティブ, 手助けしたり, ごく自然にあります。
スーパーなんかでも、知り合いなの?ってくらい話し込んでいる店員と客のシーンもよくある😂
一方で、個人を尊重する社会でもあるので、積極的に関わろとしなければ置いていかれるが、「みんなもやってるんだから!あなたもね!」的な外からの期待や圧力もない。それがちょうどいいんですよ。
というわけで、
なんというか、1つ1つをみるとバラバラなのに 全体とするとそれがアメリカの良さだったり、おもてなしなのではないかなと思った。
さっそく、その「アメリカの良さ」について5つ解説してみます😊
アメリカは笑顔が多いこと
アメリカに行ったことあるかたなら感じたことあるかもしれませんね、本当ニコニコが多いんです。
日本があまり表情を出さないから余計そう見えるのかもしれませんが、知り合いじゃなくても目があってニコっとして「Hi!」と知らない人が声かけてくれること珍しいことではないんです。
(💬どこかでお会いしました?とわざわざMake sureしないように。😂)
なかには、ウィンクまでしてくるおばちゃんまでいますよ!
※変な意味ではなく状況を見て把握していたりして「わかるわよ!」的な合図だったりします。なのでウィンクする対象は同性・異性関係ない。
もちろん全員が笑顔であるわけじゃないし、地域によっても差があると思います。
日本だってみんなが無表情ってわけじゃないのと一緒です。
だけど、あちこちに笑顔が見られるってのはすんごく気持ちがいいもんですよ♪
一瞬で友達になったような感覚になれる。


アメリカのポジティブなところ
アメリカの方々って何を根拠に自信があるんですか?って聞きたくなるくらいくらいポジティブです。
小さな子どもでさえも新しい事に挑戦したり、出来なかったことをできるようにするのが上手だと思った。
悲観的な人に対しては冷ややかだけど、挑戦する人、頑張っている人には「がんばれ!!!」と熱く応援するところある。
周囲もポジティブなものに惹かれていくからなのかしらね。
アメリカにはこんなことわざがあります
”When life gives you lemons, make lemonade”
意味は、レモンのように酸っぱい(試練)ことに直面したら、それをうまく工夫して、みんなが大好きなレモネードにしちゃえばいいのよ!(レモネードは国民的大好きな飲み物の1つなんじゃないかしら? 日本の麦茶感覚かしらね?😂)
こうしたレモネードSpritはアメリカ人みんな持っていると思う。
辛くて大変なのはわかる、Then what? の部分(で,どうした?)をすごく重視する。
頑張ること、挑戦するエネルギーは人間だれでも大変だからこそ共感できる
だからといって、ずーっと優秀です!ってエリート系よりも、頑張って這い上がって何かを変えた人って方がフォーカスされる。だって、その背後にはめちゃくちゃ半端ない程の努力だったり思いがあったから。
そうそう、こういった展開のストーリはアメリカは非常に人気が高い。


レモネードにまつわる余談こちらに置いておきます😊 ご興味あればご覧ください♪


アメリカのサポートしあうところ
このポジティブさが周りも引き寄よられてポジティブになっていくんでしょうね。
周囲がポジティブだから、個もポジティブになっていくし、その逆の連鎖ってやっぱりあると思う。
例えば、アメリカでは入り口のドアを入る時、後ろに続く人のためにドアをおさえて待っているというシーンはよくあります。それを見て、今度は他人のためにドアを支える側になろう!と連鎖していくんだと思います。
特に学校で、「次の人のためにドアをささえましょう!」といったことが義務教育の中であるわけではないです。


先ほどのレモネードの話に戻りますが、もし日本でいきなりレモネードを自分の家の前で販売し始めたら、速攻近所から白目で見られてしまいまそうですよね。「レモネードを販売しているらしいわよ、販売許可とったのかしら?」と近所で煙たがれてしまいそうですよね😂
なぜか、逆に1人集まり、2人集まり…気がつくと列が並んでいるではないか!
アメリカにはこういうのがスーッとごく自然にありますね。
その他、余談としてこちらにエピソード追記しておきました♪押して広げてご覧ください♪
こんな事もありがたかった…
私もアメリカ留学中でもたくさんの方々に助けていただきました。
例えば短い休暇中(春休み、感謝祭など)は実家で家族と共に過ごす人が多い中、行く場所がない留学生達は寮に残って寮で過ごすのですが、「うちに来ない?一緒にターキー食べましょうよ」とご招待してくれた事もありました。
サポートという面で言えば、アメリカの方々は団体への寄付やボランティアに非常に積極的に参加しています。寄付といったお金だけでなく、誰かのために自ら実行してみたり、グループを作ってみんなで協力して何かをやろう!とする事に関しても「いいね!」感覚で始めることができるのって素晴らしいですね。
一見したら、アメリカって個々バラバラって感じがしますが、マグネットのように個々がくっつきあって大きな力となるのもすごいところです。


アメリカの個人を尊重するところ
自信をつけるためにまずは容姿を変えなきゃ!資格をとらなきゃ!など他人の評価基準に合わせて自分を変えていくのではなく、自分自身の成長にフォーカスすることが自分の人生の役割だ!というところきっちりしているところ。
例えば履歴書の捉え方もアメリカと日本では全然違います。
アメリカの履歴書では、性別・年齢・人種・写真を貼るといった項目ありません。むしろ聞いてしまっては違法です💦
なぜなら、必要のない情報だからです。それを基準に判定してはまずいわけです。
言われてみればそうですよね😓
なので、いくら高学歴であったとしても、思いっきり落とすこともあります。ある意味厳しいですが、中身なんですよね。
逆に片言しか話せない移民だとしても、必要とされれば採用されます。
それから、公共の場を見ていても体の不自由な方々も当然使いやすいように坂になっていたりドアが広くなっていたり、またごく一般のスーパーでさえも食に限らず色んなバリエーションが準備されているのも、1つの基準だけの社会だけでなくみんなにとってのみんなの社会空間がある感じはします。
そうなっていったのも、アメリカという国が色々違う者同士(文化・人種・国など)が集まってできたからこそかもしれませんね😌
アメリカの素直に褒めるところ
アメリカのすごく気に入った部分の1つに素直にほめるところですね。
例えばTシャツでもヘアスタイルでもなんでもいいのですが「あら、似合うわよ!」とか「私もこのカラー好き!」と通りすがりの人が言ったり、学校内のプレゼンテーションの発表とかでも「がんばったわね!」と相手を素直に褒める事って素敵ですよね (こういう時ウィンクも使える!Good Jobの合図で!😂)
日本だと「あまり褒めると調子のるからやめとけ!」っていう考えもわからなくないですが、素直に良いと思ったところは良いと認められたらいいなーと思いますね。
自分の中では失敗したかなーとか、似合っているかなーと様々な心境や葛藤の中、よかったわよ♪と声かけてもらえると急にハッピーな気分にもなりますよね♪
アメリカの心地良さとは何か?



よく考えるテーマなんですが、社会が個人を作るのか、個人が社会を作るのか みなさんどう思います?
アメリカの場合、日本にように「集団で何かをする」という他人を意識した育みや教育場面でもすごく少ない。
体育祭、文化祭、音楽祭など日本の学校行事としてありそうなことも全くないんです。
そういうのやりたかったら、個人でコミュニティ活動とか参加するとかしかない。
「じゃあ、きっとみんな自分勝手になっちゃいそうね!」って思いそうだけど、そうではないんですよ💡



マスク騒動は記憶に新しい。
縛られる(強制されるとか)ことに対してはすごく嫌がるが、自分で判断した上で決めたことに対しては超前向き。
バラバラに見えても、一人一人の意思が集団となった団結力はすごく熱いですよアメリカ。
ボランティア活動、寄付活動、奨学金制度がたくさんあるのもその1つ。
アメリカは、小さいときから「自分で判断」できる為に学びを教える。
言われたことに対して「はい、わかりました」は、軍でならあるかもしれないわね。


日本はどちらかというと集団行動「おきて」のようなものが子供の社会からあって、おきてやルールがあることや、こうしてね!と指示されることにも慣れているから疑問の余地もない。
強制ではないものの、圧としては強制に近いものを感じる場面もあって、はみ出さないことに専念してしまう。
しかし、自分で判断できる年齢になってくると、ルール社会から離れてそろそろ自由になりたいって大人が多いのかもしれない。
すっごく矛盾しているのは、企業では「クリエイティブに!」「もっと想像力を高めて」「積極的に!」と突然いいだす。学校環境では「ルールに従いなさい」世界。こりゃ教育から変えていかないと今後も大量に「前へ倣え!」に従う人が今後も育っていくと思う。矛盾じゃん!じゃあ、もういいよ!って若者がどんどん増えていくのではないか…
というか、ゆっくりではあるが、そういう傾向にあると思う。
ルールやおきての基準となる教育システムをとっぱらって、軍隊みたいな教育から、個人の特技や好奇心を育む環境だったら、個人が社会によって育くまれ、自分を応援してくれてありがとう!と感謝する大人が日本でも一人でも増えてきてほしい。 個人にとっても社会にとってもWinーWinの日本の社会になるんじゃないの?って思う。
組織でも、個人と集合体ってきっても切り離せない関係にあるから。 もっとがんばりなさい!と個人に言う前に、もっとがんばりたい!と思える環境があるほうが先だと思う😂